スウェーデンの女性ヴォーカリストの'95年リリースのデビュー作。ポップで可愛らしい曲ばかり。ピコピコな音とかはなく、アコースティックでもあり自然的な音楽性。とはいっても、トラッドとかとはまた違うような気がする。根底にはあるのかもだけど。歌声は透き通っていて、ワイルドでもあり。でもでも音楽も歌も個性はあまり感じないかな。楽曲も普通すぎて、記憶に残らない。 （純生）
TIN DRUM / JAPAN
イギリスのニュー・ウェイヴ・バンドの'81年リリースの5作目にして最終作。邦題は『錻力の太鼓』。初めて聴きます。中学生の頃、同級生の人気のバンドでした。でも何故か私はスルー。で、ニュー・ウェイヴっぽいけど、変態的なリズムで、変な音楽性でびっくり。これてって、中学生でも理解できるんかな。大人向きのプログレという感じ。DURAN DURANみたいにキャッチーで分かりやすいのならば分かるけど。まあ、音楽性を変化させてきたバンドみたいなので、行き着いた先がこれなのか。しかも一般的には最高傑作ということでまた驚かされます。私が中学生の頃に聴いていたらどうしていただろうか。（純生）THE COLLECION / JOHN COUGAR
アメリカ出身のロック・シンガーによる'86年リリースの初期音源集。'76年リリースのデビュー作『CHESTNUT STREET INCIDENT』からの楽曲をメインに、アルバム未収録音源も含まれているようです。全18曲。"Oh Pretty Woman"や"Jailhouse Rock"といったスタンダードな曲のカヴァーもやっておりますが、充分にオリジナルで勝負できる楽曲のクオリティです。サウンド・プロダクションはそこそこですが、シンプルなロックもホーン・セクションやピアノを入れてかっこよく仕上げています。切ない感じのバラード曲もとてもいいです。アンコールで大好きな『AMERICAN FOOL』アルバムでも聴くかな。 （純生）