沖縄出身の女性シンガーソングライターの'97年リリースの3枚目のCDシングル。2曲入り。大昔にゴシック・メタル・ファンにお奨めとか言われたような記憶があって中古で拾ってみました。初めて聴きます。タイトル・トラック、いきなり歪んだギターの音で始まるので、びっくりしたけど、あっという間にポップな軽いリズムの本編に突入する。病んでいるというのは彼女の評価らしい。当然ながら歌詞がダイレクトに聞こえてくるので、面白い表現もあるけど、安っぽいなあというのも思ってしまう。英語歌詞ながら例えバカっぽいことを歌っていても、バカだなーとひくことはないのだよね。流石に印象的な歌メロで、聴いた後で自然と頭の中でそのメロディが繰り返される。（純生） 
NOTHIN' MATTERS AND WHAT IF IT DID / JOHN COUGAR
アメリカ出身のシンガーソングライターによる'80年リリースの4作目。'82年の出世作であり純生も大好きな『AMERICAN FOOL』アルバムの直前なのですね。初めて聴きます。その出世作が派手派手でメリハリのあるアメリカン・ロックなのに比べて、本作の全体像としては繊細なメロディに彩られているけど地味でこじんまりとしているかな。普通のロック・アルバムととだけ言ってしまうのは申し訳ないけど。でも全米37位が最高位となかなかの商業的ヒットもしています。それに"Ain't Even Done with the Night"がシングル・カットされて17位とか。本作で一番好きなのはラストの"Cheap Shot"。軽快でのりのいいロックンロール・ソング。単純にかっこよくて覚えやすい曲。（純生）TV MURDER / SODOM
日本のパンク・バンドの'85年リリースのアルバム。当時パンク好きの方に借りて聴いて、その変な音楽性が気になって、10数年後に中古で見つけて購入。初期はハードコアだったようですが、その後音楽性をいろいろ変えて、ニューウェイヴ、インダストリアルのような音楽性なのだとか。で、本作はパンクなのかニューウェイヴなのかよく分からない。重くないリズム、気持ち悪いノイジーな音、変な声色で歌うVo。音楽性の型にはまらないあたりがパンクなのか。オープニング曲は無駄に長く12分にも及ぶ。褒め言葉として気持ち悪い音楽。（純生）