アメリカ人のCasey Rankin率いる日本のロック･バンドの'85年リリースのアルバム。紫の宮永英一と琉球マジックのプロジェクトを一緒に行ったのがCasey Rankinだったということで、聴き始めて、これで3枚目。ロンドンでレコーディングされていて、YESのRick Wakemanがゲスト参加しています。全部英語歌詞で、日本のバンドっぽさはまるでなくて、爽やかで上質なメロディアスなロック。AOR的でもある。日本のプログレ系とかの類になるのかも。マニア受けはしそうだけども。曲の個性も感じるけど、地味な感じもする。私の好みではないか。Casey Rankinは既に亡くなっているが、'14年に新作も出しているそうだ。（純生）
SUPPOSED FORMER INFATUATION JUNKIE / ALANIS MORISETTE
カナダの女性シンガーソングライター。'98年リリースの4作目。聴くのは3枚目。独特の高い目の声色と、歌メロが非常に印象的で記憶に残る。暗い雰囲気のグランジ、オルタナっぽさもある音楽性。華やかな感じではないのがより印象的かあ。暗い混沌とした雰囲気に、透明感のある歌声。個人的には好きな音楽性ではないけど、引き込まれるかのように聴いてしまう。17曲も収録されているのは嬉しい反面、ちょっとだれるかな。（純生） WALK AMONG US / MISFITS
アメリカのハードコア・パンク・バンドの'82年リリースの2作目。初めて聴きます。METALLICAがカヴァーをしたことで知ったバンドでしたが、同時にあのDANZIGのGlenn Danzigの元のバンドということも知ったのか。DANZIGの遅くヘヴィな楽曲は、このパンクの反動だったのかな？ ここで聴かれる音楽性はまさにパンク。激しく疾走していて、単純にかっこいい。そしてVoは間違いなくDANZIGのその人ということも面白く聴くことが出来た。1分台という非常に短い曲がテンポよく続いていく。明るいメロディ、歌メロな曲もある。結成は'70年代後期と古く、そしてGlenn Danzig抜きで再結成しているのも知った。（純生）