FLEETWOOD MACの女性Voによる'89年リリースの４作目のソロ・アルバム。彼女のソロを聴くのは初めて。声色がとても特徴。なんというか、私の中では魔女っぽいイメージの声。FLEETWOOD MACで聴こえてくる中にあるといいアクセントなのですが、全編この声だとちょっと印象が薄まってしまうのが残念かな。またバックの音楽も普通なロックでありポップス。彼女の歌メロの良さで成り立っている感じ。悪く言うと、FLEETWOOD MACの劣化版なんだよなー。"Long Way to Go"は流れるような歌メロが素敵。"Fire Burning"は可愛らしいメロディがいいね。（純生）
MANIC, MAGIC, MAHESTIC / THE BAND OF HOLY JOY
パンク・バンドの'89年リリースの３作目。なんで買ったのか覚えていない…。ジャケ買いでもなさそうだし、このバンドのことも全然知らない。音楽性はスカ・パンク？ そこにトラッド音楽のメロディと楽器を乗せている。アコーディオン、ヴァイオリンが心地よい。ヘタウマのVoだけは元パンクっぽい歌声。となるとPOGUESに近いかな。そうだ似ている。最初聴いたとき、なんだこの音楽？と思ったけど、体系的に整理できるとなんかほっとするな。POGUESの方がもっとロックしていて好きだけど、このバンドはかなりゆるーい。（純生）BEHIND THE MASK / FLEETWOOD MAC
'90年リリースのアルバム。アメリカにおいてはビルボード18位とセールスはいまいちだったのだとか。１曲ぐらい耳に馴染んでいる曲があるかと思ったら、全然知らない曲ばかりで、逆にそれは新鮮でいいと思うのだけど、とてもいい曲が見つかるわけでもなく、ちょっと微妙な感じです。このバンドらしく、様々なタイプの洗練されたポップな曲が並んでいるんだけどね。（純生）