カナダの女性ヴォーカル。'94年リリースの３作目。初めて聴きます。ごつごつした骨太の力強いブルージーなロックをやられてます。ハスキーな歌声で男っぽく荒々しく歌っているので、女性Voらしい艶っぽさはまるで感じられません。中性な声色の男性Voと言われても、そうかなと思ってしまうかも。その分、かっこいいんだけどね。ギターとして参加しているのは、ファンク系？ギタリストのSteve Slasなんですね。こりゃ、しっかりしたロックをやっているわけです。ブルージーなロックなので、新鮮さはそんなにないけど、もっとモダンな感じ。ファンクが混ざっているからなのか。印象的な楽曲が多い。（純生）
DREAMING OF YOU / SELENA
メキシコ系アメリカ人の女性Voによる'95年リリースのアルバム。もう亡くなっている人だよというのを覚えていて、なんとなく中古で購入。ネットで調べてみたら、本作がリリース前に射殺されているのだとか…。まだ23歳だったとか。で、死後に本作がリリースされて、初登場で１位を獲得。当時はチャートものは全然聴いてなかったので、全然知りませんでした。実は私は中近東の人だと勘違いでしていたので、流れてきたラテン系の音楽にびっくりしました…；
ラテン色が薄い普通の英語曲はあまりにも普通すぎるので、現地語で歌われているラテン色の強い曲の方がまだ面白いかな。（純生）STRAWBERRIES / THE DAMNED
イギリスのパンク･バンドの'89年リリースのアルバム。日本盤です。初めて聴きます。全盛期を過ぎた時代なので、３大パンク･バンドの一つであるという凄みみたいなのもは感じられないのでしょう。オープニングの"Ignite"がかなりハード。パンクらしく音こそ軽いんだけど。でもアルバム全体的にはポップでキャッチーなロックといった感じ。ホーンとかも入ってくるし、ロックというカテゴリーだけに収まらないような音楽性。バラエティに富んでいる。こうやって音楽性を変えていかないと、生き抜けなかったのでしょうね。でも、どうせなら、本作じゃなくて、パンクらしいアルバムを聴きたかったかな。（純生）