INDIANA / JOHN COUGAR MELLENCAMP
 アメリカのロック・ヴォーカリストによる'85年のアコースティック・ライヴを収録したブートレッグ盤。
Janis Joplin, Bob Dylan, ROLLONG STONESなどなど、半分以上がカヴァー曲をやっています。私は彼のオリジナルを多く聴きたいけどね。全体的に、アコースティックで、どれも、ゆっくり目、しっとり目なアレンジになっているのが、これはこれでいいね。"Taxi Dancer", "Crumblin' Down"、いいなー。そして、大ヒット曲"Jack and Diane"…大好きな曲です。初めてアルバムを買ったのって、この人のだし、思い入れもたっぷりです。ラストの"Pink Houses"はラストに相応しいアンセム的な曲なんですね。お客さんの盛り上がりも凄い。ぐっときた。(純生)


ZIGGY STARDUST / DAVID BOWIE
 イギリスのロック・ヴォーカリストの'72年リリースの5作目。彼の代表作ですね。リアルタイムでは
『LET'S DANCE』しか知らなかった学生の頃に、借りて聴いたのが本作で、凄いいい曲ばかりで、さすが名盤だなーと思った記憶があります。20年ぶりぐらいに聴いても、確かに代表作。ストレートなロックじゃないけども、少しシアトリカルなロック。弦楽器とかの上品で繊細なメロディに彩られている。何よりもいい曲が多い。"Starman", "Lady Stardust"が特に好き。そしてタイトル・トラックはイントロが流れてきただけで、シビれる。いいメロディだなー。私が手にしたEMI盤は5曲のボーナス・トラックが収録されています。デモとか未発表テイクとか。(純生)


BARE TREES / FLEETWOOD MAC
 '72年リリースのアルバム。ギタリストの
Peter Greenが脱退後のアルバムで、音楽性がブルースからポップスへ移行してきている音楽性だそうです。ま、普通に良質なポップ・ロックなアルバムでしょうか。ポップな音楽性の中に結構ブルージーなギターが聞こえてきたりする。近年のような洗練されたポップさはありません。ちょっと地味か。近年作の方が好きな私にとっては、いささか刺激がなさ過ぎなのですが、じっくりと向き合って聴けば、いいメロディ、いい歌メロを見つけることが出来ます。私の好きなVoであるクリスティン・マクヴィの歌も聴けますしね。初期のアルバムの中では代表作にあげられています。(純生)


'11.08.15 /It's So Easy