イギリスのニュー･ウェイブ・バンドの'80年リリースのアルバム。G/VoのMidge Ureが加入しての１枚目。このバンド、好きなんです。暗いニュー･ウェイブだからでしょうか。高校生の頃に聴いていたせいもある。今考えると、高校生が聴くような音楽じゃないような気もしますが。タイトル･トラックが名曲です。オランダのゴシック・メタル･バンドCELESTIAL SEASONもカヴァーしちゃっているぐらいに名曲です。暗くても、サビの明るさがいい。ピアノっぽいシンセの音が印象的。後半の盛り上がりが素晴らしい。私が買ったのは再発盤で、４曲がボーナス･トラックとして追加されています。あと、"Vienna"のVideo Clipも収録。（純生）
INCUNABULA / AUTECHRE
イギリスのアンビエント／テクノの'95年リリースの1st。この手のはいくつか聴いてきましたが、本作はなんと日本盤が出てしまっています。しかもSonyから。この手のはもっとアンダーグラウンドの音楽かと思っていたら、私が大好きなゴシック・メタルなんかよりもずっと大衆的なのかもね。で、音楽性はなんと表現したらいいかよくわからない。そんなに暗くないテクノ。踊れるノリはないけど、暗かったりもするし、激しかったりもする。まあ、よく分からないうちに、ダークアンビエントからは撤退です。（純生）MAIDEN VOYAGE / HERBIE HANCOCK
アメリカのジャズ･ピアニストの'65年リリースのアルバム。私でも知っている有名な人だし、代表作のようです。私が唯一聴いているジャズ･アルバムです。普段はジャズはたまに行く関内のビアバーでぐらいしか聴かないけど。馴染みの曲をBGMに酒呑むのもいいけど、バーだったら、ジャズが似合っていると思う。しかし、じっくり聴くといいもんだね。繊細な音が楽しめるし、トランペットやサックスの高揚感ある音もいい。テクニカルでスリリングな曲は、プログレに通じるものもあるし。今はそんな時期じゃないけど、他のを聴いてみるのも楽しそうだ。（純生）