紫の宮永英一と琉球マジックのプロジェクトを一緒に行ったのがCasey Rankin率いるロック･バンドの'97年リリースのアルバム。再結成でのアルバムです。聴くのは２枚目。沖縄ハード･ロック絡みで聴いてみたけども、このバンドは当然、直接沖縄には関係ないわけです。CMソングにも採用されるような爽やかな音楽性です。AORとか、産業ロックとかの類いでもいいのかも。４人のメンバーが曲ごとに歌っているのですが、違う人だとは気が付かないぐらいに皆爽やかに歌ってます；
（純生）
GREATEST HITS/LIVE / HEART
カナダの姉妹擁するメロディアス･ロック・バンドの'80年リリースのベスト･アルバム。６曲のライヴ音源を収録。初期の彼女らのアルバムを聴くのは初めて。ルックスがけばくて、'80年中期頃の方が若く見てる…。"Barracuda"だけは知っていたけども、そんなに好きでもないか。"Crazy on You"はサビの部分がいいね。あと繊細な音がとてもいい。ハード･ロックではない音作り。ライヴの方はAnn Wilsonのぶれない安定感のある歌唱に圧倒されます。うーん、上手い人です。LED ZEPPELINの"Rock & Roll"のカヴァーもしっかりと歌えている。バンドの初期はZEPPELINのコピーを主体にライヴをやっていたので、この選曲なんですね。HEAVEN ON EARTH / BELINDA CARLISLE
元GO-GO'Sの女性Voのソロ･アルバム。'87年リリースの２作目。GO-GO'S時代と比べると、ずっと女らしくなって、音楽性も明るい目の上品な大人のポップスです。でも、ぐっと力が入る歌唱だけは相変わらずで、可愛らしくもある。タイトル･トラックが大ヒットしてます。日本のテレビでも何度も使われているし、私もしっかりと耳に残っていました。歌唱はFLEETWOOD
MACのStevie Nicksにも似ていますね。暗くしっとりとした曲よりも、元気いっぱいに力強く歌ってくれる"Nobody Owns Me"なんかのほうが好きかな。そうそう、GO-GO'Sって、再結成もしているんですね。（純生）