アメリカ出身の女性Vo。シンガー・ソングライターでありピアニスト。'94年リリースの2nd『UNDER THE PINK』からの４曲入りシングル。タイトル･トラックのアルバム･ヴァージョンと、同じ曲のミックス違いが３曲収録されてます。アヴァンギャルドなリズムや音が入ってくるけども、おねいさんの可愛らしい歌メロが素敵な曲です。ミックスのほうはオリジナル４分に対して、10分とか12分とか長くなっていて、ぐにゃぐにゃ。テクノというか、トリップ感もたっぷり。だらだらもしてる。まあなんとも言えない。ミックスする人が、ある意味彼女らしい変態っぽいミックスにしてくれたのでしょうね； （純生）
THE NOTHINGS OF THE NORTH / AMETSUB
東京で活動をするミュージシャン。エレクトリックでテクノな音楽です。'09年リリースの2nd。全曲インストです。こういうのは初めて聴きます。聴いているので近いのはダーク･アンビエントか。でもこちらはもっと、クリアで綺麗な音。ピアノの音か。モダンで明るい雰囲気。でも、ノイズの音もリズムのように入ってます。ダーク・アンビエントがだらだらと同じ雰囲気のまま変わらないのに対して、こちらは曲が短く、それぞれの曲の個性も分かる。わりと表面上だけの音に聞こえる曲もあるけど、バックにシンセが入ると、流石に音の膨らみというか深さが感じられていいですね。（純生）5 DEC. / KASHIWA DAISUKE
エレクトロニカとかにカテゴライズされる日本人ミュージシャンの'09年リリースの3rd。声も使われているけども、歌っている感じではないので、基本はインストでいいのか。初めて聴きます。ピアノの綺麗なで繊細な音が印象的なオープニングの"Red Moon"なんかからは、エレクトロニカなんてのは想起できないけども、続く"Requiem"は思いっきりアグレッシヴに電子音が交差している。インダストリアルよりも、もっとぐにゃぐにゃで変態さん。そんな音の中でもピアノの音は印象的ですね。あと、ギター弾きまくりの曲もあって、ドラムンベースみたいかな。弦楽器入りの曲もあり。"Aqua Regia"もアグレッシヴで面白い。リズムだけが突っ走っていて、電子音は揺るかな音と、交差している音によって、変な音楽が作られている。なんかドイツ･ツアーなんかもしている凄い人みたいです。（純生）