アメリカ出身の女性Vo。シンガー・ソングライターでありピアニスト。'94年リリースの2nd。とても可愛らしい曲ばっかり。その歌声は優しくもあり、切なくもあり。情感たっぷり。壊れそうなぐらいに繊細な歌声。コーラスもとてもきれいに入ってくる。ゴシック・メタルのみに傾倒しちゃっている今でも、こりゃいいなあと思うのだから、もっと昔の自分ならば、もっとはまっていただろうなあ。暗い曲もいいけど、明るい"Past the Mission"や"Cornflake Girl"みたいな曲が大好き。病的な曲もありますね…； まあ、そんなところも彼女の音楽的才能の一つなんでしょうね。（純生）
DANCE NAKED / JOHN MELLENCAMP
アメリカのロック・シンガー。'94年リリースのアルバム。『AMERICAN FOOL』は大好きなアルバムで、以降の数作もまあまあ好きでした。でも本作は非常にシンプルなロック・アルバム。繊細なメロディでいいかもしれないけど、なんかあまりにも捻りがなくて。全９曲で30分にも満たないという曲も短さも物足りないです。彼のハスキーな声とか、歌メロとかは、昔を思い出すし、いいなあと思うのだけども。まあ聴く側の私も変わったから、あまり彼を迫られないか。（純生）THE WILLARD / THE WILLARD
日本のパンク･ロック･バンドの'90年リリースの5th。1st『GOOD EVENING WONDERFUL FIEND』は大好きなアルバムでしたが、それ以外のアルバムを聴くのは初めてだったりします。まあ、1stに異様な思い入れが入っているから仕方ないかもしれないけど、本作からは1stにあったスリリング感とか、わくわく感はあまり感じられません。いいメロディの曲、いい歌メロの曲もあるにはあるんですが、優しすぎちゃうかな。もっと荒々しくてもいいかも。（純生）