ポーランドのMETAL MINDレーベルから'04年にリリースされた女性Vo入りダーク・アンビエント／インダストリアルみたいな音楽。METAL MINDということで安心していたら、メタルじゃないのもリリースしているんですね。ゴス／インダストリアルのノイズがきついようなサウンド。女性Voが魔女っぽく叫びまくる曲もあり。女性Voが入るのが多いかな。男性Voが歌う、ちょっとノリのいい曲もあり。こんな曲はダーク・アンビエントとはまた違うのかなと思ってしまう。まあ、総じて面白いわけではないのですが…。（純生）ENTHRALLED BY THE WIND OF LONELINESS / RAISON D'ETRE
スウェーデンのダーク・アンビエント・ユニットの'94年リリースのアルバム。COLD MEATレーベルだったので買ってみました。初めて聴きます。COLD MEATレーベルのサウンドに衝撃を受け、新鮮味があった頃だったら、興味深く聴いていたのだと思いますが、今は無理かな。退屈ではなくて、ニュー・エイヂ・ミュージックっぽい洗練された音は印象深いし、緊張感も適度にあるし。曲それぞれにも個性を感じるけども。尺八っぽい笛が入ったり、シンセがアトモスフェリックでメロディアスだったり。でも、今は私が求めている音楽じゃないかな。16分なんて長い曲もやっています。（純生）
TANGO IN THE NIGHT / FLEETWOOD MAC
'87年リリースのアルバム。ソロ活動も忙しいメンバーらなので、本作は前作『MIRAGE』から５年ぶりになるアルバム。『MIRAGE』は彼らのアルバムでは初めて聴いたアルバムで…というか私が洋楽を聴きだした頃にリアルタイムでヒットしていたアルバムでした。とても可愛らしいキャッチーな"Hold Me"が大好きでした。本作もリアルタイムでシングル・カットされた曲は聴いているはず。"Little Lies"はシングルもヒットしましたよね。魔女的なイメージの声色のStevie Nicksよりも、おばさん声でも優しげなChristine McVieの方が好きで、この曲も彼女がメインで歌ってます。他にもオリジナリティ溢れるキャッチーなメロディのいい曲ばかりです。こういう音楽は今はほとんど聴かないだけに、余計にいいなあと思うわけです。（純生）