イギリスのポスト･パンク･バンドの'85年リリースの5th。邦題は『暴虐の夜』。初めて聴きます。METALLICAが"Wait"をカヴァーした…という認識しかなかったのです。ゴシック･ロックで括られるバンドなのかと思っていたら、結成は'78年。インダストリアルの先駆的存在であるほか、特に初期の音楽性は後のオルタナティブ・ロックにも影響を与えている…とのこと。もっと由緒正しいバンドなんですね。なるほど、私は権威主義なので、そう言われると、崇高な音楽に聴こえてきますよ； 正直、荒々しいパンクっぽさを残したニュー･ウェイヴという感じでして、あまりインダストリアルとかは感じられなかったりします。ベースのうねり方が印象的。刻み方がTHIN lIZZYっぽかったりします。そうそうドイツのゴシック･ロック･バンドLOVE LIKE BLOODはおそらくこのバンドの曲"Love Like Blood"から付けられた名前で、カヴァーもしています。（純生）
ARCHIVES VOL.2 / DELERIUM
ダーク･アンビエント･ユニットの'01年リリースの２枚組ベスト･アルバム？ 感想を書くのは初めてですが、以前に聴いたことあって、ゴシック･メタラーにもいけちゃいそうな？女性Vo入りだったんですが…本作は見事にインスト曲のみ。ピコピコでエレクトリックですが、激しいピコピコはなくて、ゆったりと静かに暗く…そう、正にダーク･アンビエントなんでしょうね；
1曲が７〜８分と長くて、そして淡々と進行していくので、正直とっても退屈ですよ； FRONT LINE ASSEMBLYのメンバーによるユニットなんですね。そちらも入手してあるのでそのうち聴きましょうか。（純生）ARCHIVES VOL.1 / DELERIUM
聴く順番が逆になりましたが、こちらも'01年リリースの２枚組ベスト･アルバム？ 上記のと同時リリースみたいです。'88年〜'92年の音源が収録されています。インスト音楽のみ。本作も正にダーク・アンビエント。私が一番面白くないなあと思う類いのなのです。デジタル部分もあり。スリリングで驚く場面なんかは一切なし。淡々と曲が進行していきます。でも人気あるバンドなんですよね。好きな人にはたまらないのかも。私はゴシック・メタルの延長線上でたどり着いたのだけども、これを聴いたならば、もう引き返すしかないです。（純生）