初めて聴きます。北海道出身の女性シンガー・ソングライターで、'97年のデビュー・シングルでは細野晴臣が参加したとか。本作は'98年リリースの1st。童謡とテクノの融合なのだとか…なんてことよりも、驚くのは歌声はまんま遊佐未森だなー。歌メロも付け方も似ているような気がする。ま、私はそんなに遊佐未森聴いてないけど。童謡のような優しいメロディ、覚えやすいメロディ。毒が全然ない前向きの明るい歌詞と明るい歌声。バックのサウンドがしつこくない程度にピコピコしている…そんなところがテクノ？
正直、私の趣味の音楽ではないけど、いい曲は多いなー。"野ばら"…たしかに名曲かも。デビュー・シングルの"はちみつ"の歌メロもいいかも。ジャケなどのイラストも彼女自身がやっている。http://homepage.mac.com/yucafe/ （純生）
ACALI / 村上ユカ
こちらは'01年リリースの2nd。基本的には1stと同じです。なので新鮮さも当然なく、なんかさらーっと流れてしまうように聴いてしまった；
遊佐未森っぽい変な歌メロの"カレハコトバ"、ZABADAKの上野洋子がアレンジ、コーラスなどを手がけている"赫い鳥"が特にいいかな。アルバム中盤の"Alica"は変なインスト。不協和音のピアノと足音？
ラストのタイトル・トラックは早足で始まって、その歌入り？
なんか変で面白い。（純生）エデン / 新居昭乃
ZABADAK関連の女性Voの'04年リリースの4th。自分で作詞作曲されちゃう人。とても優しく可愛らしく歌います。でもそれは男にこびるような歌声ではないのがいいところ？
アコースティックでとてもソフトな楽曲。アトモスフェリックなシンセな楽曲もあり。正直ちょっと退屈。ゴシック・メタルをやっている女性Voがソロ・アルバムを作るとこんな風になっちゃう？などとバカなことを妄想すると、その時はそれなりに気に入ってしまいそうな気もするけど。アルバム後半はだれるので、１，２曲目の軽快な"New World"、それと歌メロがとても印象的な"虹色の惑星"は気に入りました。http://www.jvcmusic.co.jp/akino/ （純生）