TVKが毎週水曜日に放送しているBillboard
Top 40という番組で流れ、ついにこの時が来たと一人で熱くなっていた自分…カナダはオンタリオ州から現れた究極のシンガー・ソングライターAvril
Lavigneが帰ってきた! やっぱりこの子は放っておけませんね(苦笑)。プロモーション・ヴィデオを見てもらえば分かっていただけると思うが、とにかく物を壊しすぎ(笑)。でも、この反抗的・小悪魔的なところこそ最大の魅力であって、いつ見てもやはり惹かれてしまう…Guitarのエヴァンと一緒に仕上げた"Don't Tell Me"(１曲目)は、聴いていてほんと気持ちがスッキリするその爽快感が堪らない傑作!首を長〜くして待っていたセカンド・アルバム『UNDER MY SKIN』がもうすぐリリースされるが、そこからのファースト・シングルとなる『DON'T
TELL ME』にはLINKIN PARKやREVISを手掛けたドン・ギルモアがプロデュースしたという"Take Me Away"(２曲目)も収録されるというのだから楽しみだ!こちらも目玉になること間違いなしと言えそうな、元EVANESCENCEのベン・ムーディーと共作した曲も収められているニュー・アルバムの発売まで待ちきれないなぁ。このレヴューを書いている現時点ではまだ本作品が店頭に並んでいないけれど、あまりにも素晴らしい内容だったので一足先にコメントさせて頂きました。http://www.avril-lavigne.com/ （Little Rock）
MILLENNIUM / BACKSTREET BOYS
洋楽をより身近なものとして意識するキッカケを作ってくれたグループBACKSTREET
BOYSが、ここ日本でも大幅に知名度をアップさせた大ヒット作『MILLENNIUM』('00年発表)。すこし極端な話をしてしまえばアルバム発売からしばらくの間はどこへ行っても"I Want It That Way"(２曲目)が流れているという状態であり、今の状況を考えるとあの頃はボーイズ・グループにとって華々しい時期だったと言えるかもしれない。"I
Want It That Way"のイントロで使われている哀愁美を帯びたGuitarは好き者にとっては堪らないが、どちらかと言えばあまりメイン・ストリートに姿を現すことがない仲間と一緒に悪をやっていた頃を懐かしみながらよく聴いていたものだ。高校時代はそれほど知っている人がいなかったのに、このグループもとうとうここまで脚光を浴びるようになったのかぁと嬉しいやら寂しいやら複雑な気分だったけれど…しかし、この人達がニュー・アルバムを発表するたびにこうも気持ちが弾むのは何故だろうか?
軽快なビートによくマッチしたシャープなダンス、メンバーそれぞれがリード・ヴォーカルを担えるほど歌唱力が高く、しかもサビ部分におけるコーラスのもたらす高揚感ときたら圧巻である。女性のみならず男性も共感することができちゃうメロウなバラード曲"I Need You Tonight"(５曲目)も、なんだかホッとさせられる。今まで似たような作品をかなり聴いてきたはずなのに、新鮮さすら感じてしまう。それにしても、なんて純粋なメロディーなのだろうか…先日ある床屋に行ったときFM
YOKOHAMAのとある番組が放送されていたのだが、DJがいいタイミングで"I
Want It That Way"をかけてくれるものだからマジ感激してしまった…売れっ子プロデューサーが曲を提供しているのだからアルバムの完成度が高くて当たり前じゃないかという冷めた声もあるけれど、曲の良さを誰もが活かせるわけではないと思う。そのことを考えれば、BACKSTREET
BOYSが希有な存在であると言っても決して過言ではないだろう。弟アーロンとのデュエット曲も話題になったニック・カーターはソロ活動の方でも注目されているが、このまま解散してしまうのかと不安視されていた本家BACKSTREET
BOYSがついに復活するとあっては、ファンならば黙ってはいられないでしょう!
名盤! （Little Rock）THANK YOU / DIDO
Didoの声って、やっぱり素敵だなぁ〜。とにかく音圧が欲しくてひたすらラウド・ロックのCDを買いあさってきた自分も、そろそろ体力の限界を感じてきて…(まだ早い?)
そうは言ってもボサノバ、ブラジリアンへアプローチするにはまだ色んな意味で経験が浅いかなということで、替わりにリラックスできるソフトな感触のRock/Popsを幾つか集めてみたり。母性さえ感じさせるヴォーカルは癒し系という言葉がピッタリであり、年齢や性別などで聴く者を選ばないと思う。正直"White Flag"より気に入ってしまった。超名曲! （Little
Rock）