UNDER RUG SWEPT / ALANIS MORISSETTE
 カナダ人、女性Voの'02年リリースの3rd。キャッチーで印象的な歌メロの曲ばかりなのですが、印象的でも面白くないというのが正直なところ。ま、私の趣味じゃないのでしょう。個性的な歌唱の素晴らしさは認めるところですが。日本盤ボーナス・トラック2曲付きで全13曲というのも、ちょっと多すぎる;   (純生)


*1 / ASTERISK
 元ZABADAKの女性Vo、上野洋子のソロ・プロジェクトの'02年リリースのアルバム。後述するソロ名義のも同時期に出ているのですが、あっちが変なことをやっているのに対して、こちらは元ZABADAKとして期待されていることをそのまんまやられていて、私もこれは非常に好きです。オープニングの"約束の花"の明るさはとてもいいです。歌声もとても可愛らしくて素晴らしいです。こんなタイプの曲ばかりだと大絶賛なのになあ。ただ、インスト曲も多いんですよね; "Root A"などはいろいろな楽器が登場する民族音楽っぽくていいけど…エレキ・ギターとサックスはモダンな感じがしていやですが。他の歌入り曲は静かなタイプの曲でした。  (純生)


PUZZLE / UENO YOKO
 元ZABADAKの女性Vo・上野洋子の'02年リリースのソロ・アルバム。コーラス重視の和風アンビエントというか、一言癒し系で片づけるか。インスト部分がしっかりしている曲はいいとして、コーラスを重ねただけなような曲は正直つまらないです。ハーモニーの発音も新しいことをやりたいのでしょうけど、アイウエイオア〜とかレロラレレー〜は外し過ぎ。かっこ悪くてだめです。女性Voとしての魅力も全然感じません。民族音楽メロディが絡む"Poiyomino"は唯一気に入りました。またイーリアン・パイプが使われている曲もあります。  (純生)