ゴシック・メタル・ファンにお薦めの女性VoのJ-POPということで、聴いてみました。'00年リリースのアルバムです。シングル・リリース曲が多数収録されているので、ベスト・アルバムかな？
サウンドがのりのりのゴス／インダストリアルって感じがしないでもないです。遅くなったら、それこそJ-POPじゃなくなっちゃうのかもね。ま、そんなのはJ-POPの市場で売れるとは思えないけど。歌メロと歌唱はJ-POPっぽいというか、キャッチーでかなり普通かも。普通にTVで流れてきそうな曲もありますし。一部に狂気性を感じる部分もあるけど、全体的には物足りなさもあります。歌詞は日本語と英語混ざってます。"Walk
On By"なんて、女性Voの歌もノイジーに加工してしまって、ハードでアグレッシヴなインダストリアルという感じです。結論として、女性Voそのものの魅力は普通（見た目は美しいけど）。けど、ヒット性を狙ってなさそうなインダストリアルな楽曲が含まれているので、サウンド的には面白いです。ゴシック・メタルそのものではなくて、ゴス／インダストリアルの方の女性Voゴシックが好きな人ならば、聴いてみるのもいいかもしれないね、という感じではないでしょうか。 （純生）
BEST SHOTS / PAT BENATAR
'80年代に活躍したロックな女性Voの'87年リリースのベスト・アルバム。中古で落ちていたので、嬉しくなって拾ってきました。思い出の曲が多くて、かなり満足。"Love Is A Battlefield"はモダンな音作りで、ロックという感じではないですが、当時ビデオ・クリップ見て、気に入って、そのうちアルバム買いたいなーなんて思っていた曲です。イントロでの語りが寂しくていいです。"We Belong"もビデオ・クリップで見ていた曲。リズムが印象的な可愛いらしい曲です。"Shadows Of The Night"はFMのエア・チェックを始めたばかりにエア・チェックして、繰り返し聴いた曲。懐かしー。アカペラで歌うイントロ部分を聴くと、昔の情景が思い浮かぶようです。'82年のグラミー賞受賞曲だそうです。"Heartbreaker"は後追いで聴いたかっこいいロックな曲。裏声で歌われる部分がセクシー？ "You Better Run"は'66年のラスカルズのカヴァー。喜屋武マリーがそれをまたカヴァーしています。 （純生）LET GO / AVRIL LAVIGNE
カナダの女性ロック・ヴォーカリストの'02年リリースのアルバム。私も聴いてみたくなりました。hatchさんによると、歌わされている人ではなくて、自作自演の人だそうで、こういう人は私も評価します。わずか17歳で、こんなアルバムを作り上げてしまうのは、ほんと凄いですね；
TVでたまたまライヴ映像を見たことあるのですが、ぴょんぴょん跳ねながら歌っていて、可愛かったですよ。楽曲はわりと地味というか、いまいち個性が掴み切れません。歌メロもいいし、歌も上手いけど、歌唱にぐぐっとくるものはないかなー。子供だから、艶っぽい部分もないしな。ま、大人の女性にないものはあるんでしょうけど。
（純生）