ドイツのゴシック・ロック・バンドの'00年リリースのアルバム。LACRIMOSAのHALL OF SERMONからです。正しいTHE SISTERS OF MERCY直系のって感じですが、わりとかちっとしていて、ゴシック・メタル耳でも聴けるので、見つけては買って聴いています。まあ、アルバム毎に大きな変化はなくて、いい曲があればやった！ってな感じですが。THE CULTみたいにヘヴィな曲もあります。暗くてメロディアスでいい感じの曲もあります。。でもでも、彼らの他のアルバムに比べると、がつんとくる名曲レベルがないのが残念なところです。ラストのじっくりと聴かせてくれる、そして女声コーラス入りの"Remember"がなかなかいいかも。なお私が手にしたのは、限定盤とかで、ボーナス･トラック２曲収録されています。（純生）
DEIN HERZ / L'AME IMMORTELLE
オーストリアの男女Vo擁するエレクトリック･ゴシック･バンドの'06年リリースの５曲入りシングル。タイトル・トラックはSingle Editとリミックスが２曲の合計３ヴァージョン収録。おねいさんがじっくりと情熱的に歌ってくれています。のりのりさがないので地味かなとも思ったけども、バックのサウンドも特に弦楽器っぽい音がとてもドラマティックに演出してくれていて、ずばり名曲ですよ。男性Voが後ろでちょっとだけ歌っているのが聞こえてくる程度なのも名曲の理由（笑）。リミックスの２曲は、オリジナルをかなりいじってあって、それはそれで面白いけども、オリジナルの良さが死んでいる感じです； "Alone"は男性Voがしっとりと歌ってくれる曲。どうでもいい。"The Lake"は静かで、弦楽器とシンセが響いているのをバックに、おねいさんが可愛らしい声でお話をしてくれます（苦笑）。あまり曲っぽくない； （純生）INCARNATIONS / DIE LAUGHING
イギリスの女性Vo擁するゴシック･ロック･バンドの'98年リリースのベスト･アルバム（編集盤？）。ベストといっても、本作リリース時点で、アルバム２枚とEP1枚しかリリースしていません。1stは『GLAMOUR AND SUICIDE』は確かマニアが泣いて喜ぶWITCHHUNTレーベルからリリースされていたはず（現物見つからず、再確認できませんでした；）。2nd『HEAVEN IN DECLINE』は日本盤も出てしまいました。EPはゴシック･ロックでお馴染み？のCLEOPATEAレーベルからで、本作もCLEOPATEAからです。このバンドは女性Voの歌メロの素敵さが何よりの特徴です。そしてゴシック･ロック調の少し軽いけども、流れるようなメロディ･ライン。ずばりALL
ABOUT EVEフォロワーなんですけども。でもゴシック･メタルにも通じるヘヴィなサウンドの曲なんかもあったりします。2ndを初めて聴いた時はゴシック･メタルとして聴いてましたし。で、本作は全曲リマスターされているようです。記憶にしっかり残っている曲が並んでいます。このバンドは楽曲もかなりいいのです。でも、似たり寄ったりの曲なので、曲ごとのコメントなんて書いてられません（笑）。流れるようなスピード感溢れる"Firedance", "Heaven", "Nemesis"、ちょっと遅い目の"Ghosts"あたりが特に大好きです。それにしても、たぶんもう解散しているんだろうなあ…。（純生）