タイトル通りのトリビュート・アルバムなのですが、３バンドが参加していて、最後の３曲はそれぞれのオリジナル曲が収録されてます。最初そんなことは知らなくて聴いていて、いきなり知っている曲が流れてきて驚いたのですが。２バンドはSWITCHBLADE SYMPHONYとL'AME IMMORTELLEという大物です。これらのバンドがEVANESCENCEに影響を与えていても、影響を受けたとは思えないし、どういうつもりでやったのでしょうか。単なる小遣い稼ぎ？ 凄いことに日本盤も出ていたしりしますよ。もう１バンドのEFFCEEは、元CINDERELLAのフレッド・コウリーの改名なのだとか。ある意味大物？（笑） で肝心の中身ですが、アコースティック・アレンジで普通にカヴァーしているという感じかなあ。原曲に思い入れは欠如していても、聴き慣れているだけに、普通に楽しんで聴くことができました。でも、どうせこんな人たちがやるならば、よりエレクトリック・ゴシックっぽいアレンジにしたほうがはまるだろうに。いや小遣い稼ぎだから、これでいいのかな？（笑） （純生）
ONE REALITY / AFFLICTION
トルコのゴシック・メタル・バンドの'03年リリースの1stでしょうか？ オープニングからの２曲が元気良すぎで、速い曲なのです。しまったと思ったものの、３曲目以降は遅くしっとりした曲もあって、ほっとしました。速い曲でも、シンセがふわーっとアトモスフェリックにバックで流れて、無理やりSAMAELやROTTING
CHRISTっぽいかな？とか好意的に受け取る自分。ま、トルコという辺境であるのも嬉しいわけなので。でも残念ながら音からはトルコっぽさはまるでなし。アメリカのバンドかと思って聴いてましたよ。ま、メンバーのルックスは中近東っぽいけど。Voはがなるようなデス声、ギター・リフはざくざくとへヴィです。でもシンセの使い方がとてもゴシック・メタル的でいいのです。速い曲が多くても目をつぶれます。http://www.afflictionsite.com/ （純生）STORMBRINGER / TODESBONDEN
AUTUM TEARS, RAIN FELL WITHIN, GARDEN OF SHADOWSのKey/VoのLaurie嬢によるゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの'04年リリースの４曲入りEP。RAIN FELL WITHINではDwan嬢がメインで歌っていて、Laurie嬢はライヴで歌っていただけだと記憶しているけども、この人も素晴らしいオペラチックな歌唱を誇っていて、素晴らしいですよ。その上、美形なのですから、言うことないです（笑）。民族音楽系のゴシック・メタルをやっていて、DEAD
CAN DANCEをよりメタリックにして、へヴィにした感じでしょうか。ヴァイオリン奏者のおじさんもメンバーにいるので、曲によってはヴァイオリン弾きまくりです。G/B/Programming担当も元RAIN
FELL WITHINです。タイトル・トラックが名曲っぽいですが、ギターの音が荒っぽいのがもったいないかなあ。ま今後に期待しちゃいます。http://www.todesbonden.net/http://www.todesbonden.net/laurieannhaus/ （純生）
