たぶんフランスのゴシック・メタル・バンドの'03年リリースの1st。これ、フランスのCANDLEMASSです！
Voがまるでメサイア・マーコリンのように歌い上げてくれます。流麗な歌メロの付け方は本当に見事。歌心あるよー。でも、このバンドの彼はコピーに徹しているわけではなく、デス声で吠えてみたりもしてます。そう、このバンドは彼のVoがあってこそ。サウンドはドゥームというよりも、遅いメロディアスなメタル（それをドゥームというんじゃないのか！というツッコミはおいてといて…と）。どの曲においても、印象的な歌メロで歌ってくれてます。ゆっくりとした曲。アップ・テンポの曲も。あ、これはCANDLEMASSではなくて、CANDLEMASSタイプの様式美バメタルMOAHNI
MOAHNAを想起するかな。Key奏者はおねいさん。http://www.ellipsis-music.com （純生）CORPUS DELICTI 2 / DIE FORM
フランスの暗黒テクノと紹介されていました。エレクトリック・ボディ・ミュージックとかとも言うみたいです。私は昔に少し聴いていて、女性Voがいい感じで歌っているので、ゴシック・メタル好きの一環として聴いてみるかなーと。本作は'89年から'91年の音源を'01年にリマスターしたもの。リミックス集なんですかね？
てゆうか、全然女性Vo出てこないじゃないですか；
無機質なピコピコなデジタル曲を、男性Voがピコピコしたサウンドと一体となって声を出しています；
こりゃーゴシック・メタル耳では聴けません；
つまらないです。後半になって、やっと女性Vo曲が、２，３曲。また暗黒テクノというカテゴライズに偽り無い、初期MORTIISを派手にしたようなインスト曲にはお！と思いましたが…。（純生）
SPIRITCHASER / DEAD CAN DANCE
民族音楽系ゴシックの代表的バンドの'96年リリースのアルバム。このバンドは基本的にはどのアルバムも一緒ですね；
いい雰囲気で民族音楽が流れ、同じくいい雰囲気の男女Vo。だらだらした音空間。そして、このアルバムは緊張感とかスリリングば部分とかはまるでなくて、かなり退屈（苦笑）。いきなりアルバムの２曲目で10分なんて大作もやっちゃっているし；
まあ、他のアルバムにおいても、緊張感の固まりってことはないので、こんなアルバムもあるのでしょう。当然気に入った曲も特になし。（純生）