イタリア出身の女性Voを擁するゴシック・メタル・バンドの'99年リリースの1st。このバンドはこの後にリリースされるミニとシングルを先に聴いているのですが、まあ音楽性は同じ感じで、ドゥームっぽい暗さと単調さを持っています。美しいメロディないんですよね。シンセも入りますけど。1stということもあって、サウンドに荒っぽさもあるし。逆に、おねいさんの鋭く通りのいい声色が輝いています。ただ歌い方がちょっと単調かな。楽曲はもっと単調で、ギターなんか全曲同じリフかよ！みたいな；
まあミニとシングル聴いた時はもっといい評価だったので、'03年にリリースされている2ndフルレンスも聴かなくては。（純生）
DAMNATION / OPETH
スウェーデンのゴシック・メタル・バンドの'03年リリースのアルバム。前作の『DELIVERANCE』とは対極的なアコースティックで静の部分だけで作られたアルバム。『DELIVERANCE』は私はいまいち好きになれなかったけども、こちらは音の繊細さがとてもいいですね。ただ、アルバム全体としては、そんな曲が続くので、けっこう淡泊に聴けてしまいます。１曲１曲をピックアップすればいい曲ばかりなのですが。"In My Time Of Need"なんかはまるでKATATONIAを聴いている感じ。もっとメロディに起伏があるといいのですが。って、それではまんまKATATONIAになってしまうか。まあ、私は元々OPETHはそんなに好きではないので、感想もちょっと淡泊です。（純生）SWAMPED / LACUNA COIL
イタリアの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの『COMALIES』からの２枚目のシングル。タイトル曲が２ヴァージョン収録されてます。Radio
MixとAcoustic version。アルバムで聴いた時はスルーしていた曲ですけども、こうやって聴くといい曲と認識。ま、２曲続けてだからなおさらです。アコギの方はVoの素の良さを感じます。基本的にこのバンドの男性Voは好きではないのですが、ここではなかなかいい声色。さてOZZ-FESTにも出演する彼ら。第２のEVANESCENCEになれるでしょうか？（純生）