フィンランド出身のロマンティック・ゴシック・メタル・バンドのミニ・アルバムに続く1stフルレンス。'02年リリース。のりのりで速い曲調が多く、どの曲もキャッチーなメロディを持ち、楽曲はとても優れていると思う。ただし、個性的なところは何も見つかりません。印象的なメロディも、どこかで聴いたことあるのもあり、あれ？カヴァーかな？なんて聴いていて思うこともありました。結局のところ、私はそこそこ気に入ったけど、なんかすっきりしないものがあります。なので名盤にはしません。http://go.to/downfall （純生）
CIRCULATING CONTRADICTION / HELLCHILD
日本のデス・メタル・バンドの'97年リリースの2nd。いい感じのオリエンタルなイントロから始まります。Voのデス声が日本人離れしていて、非常に強力です。バックのサウンドはかなりメロディアスで、激しいながらも美しいフレーズが飛び出してくる。大昔にAMPRPHISの前座でライヴを見ていますが、その時の印象はうるさいだけで、印象悪かったんだけどね、なかなかいいではないですか。そういえば、アルバム聴くのは初めてではなくて、以前にも聴いている。と思って調べたら、同じアルバム； でもでも、既に持っているアルバムをもう一度買うほどまぬけじゃない！（そんなことはありません。よくある？ことです） ジャケットが違います。以前に買ったのはアメリカ盤で、今回買ったのは日本盤。でも、聴いていた時は気が付かないってことは、そんなに好きじゃないのかもしれないですね； で、ジャケットはぴかぴかで、スキャンしても真っ黒になってしまいました。なので、なしです。 （純生）
PILOT / KARI
元3RD AND THE MORTALのトラッド歌姫の久しぶりの、（デモを除き）３枚目のソロ・アルバム。'02年。メジャーをドロップしてしまい、GMRというメタル系のマイナー・レーベルからのリリースになっている。アーティスト名もフル・ネームから、Kariだけになっている。そしてルックスも細身になって、綺麗になった感じ。Kariだと言われなければ、分からないと思います。それだけ変わってます。で、音楽性も変わっています。1stは本格派トラッド、2ndはそれにちょっとモダンな味付け？、そして本作はちょびっとデジタルでポップな音楽になっています。トラッドな音はほとんどないと思う。変わらないのは、Kariの可愛らしく、ふわふわしていて、情感たっぷり込められている歌だけでしょうか。こんな歌を聴かせてくれるのはKariだけ。なので、とりあえず満足です。 （純生）