DESOLATION / SHELLYZ RAVEN
 ノルウェー出身の女性Voを擁するゴシック・メタル・バンドの'00年リリースのアルバム。おそらく1st。パイオツ・ジャケです。中を開くと、もっとエッチなことになっています。ダーク・ウェイヴっぽいサウンドのKey入りゴシック・メタルをやられています。今のTHE GATHERINGに近いような音像…ただし、暗さはこちらの方があります。なんと言っても女性Voの歌唱力が素晴らしいです。ここまでしっかりと歌メロを付けて歌える人はなかなかいないですよ。猫入っているような、舌っ足らずな声色でいて、THE GATHERINGのAnnekeのようでもあります。声が裏返るところが可愛くていいです。とても気に入っています。 (純生)

NEW DAWN / ENTWINE
 フィンランド出身のゴシック・メタル・バンドの2ndからの2曲入りシングル。'00年リリース。2ndはまだ聴いていません。1stはゲストで女性Voとヴァイオリンが入り、とてもいい感じの正統派THEATRE OF TRAGEDYタイプ?なゴシック・メタルでしたが、2ndでは男性Voが替わっています。なんか、なよなよっとした艶っぽい男性Vo…そうですね、HIMのVoに似ている感じ。そして楽曲ものりのりです; そうもろにHIMやTO/DIE/FORのようなフィンランドで流行っているゴシック・メタルになってしまいました; うむー、上質と思うけど、みんな同じにならなくたっていいじゃないか! 1st聴き直したら、めちゃくちゃ良かったっすよ! なお"Closer(My Love)"はeditバージョンになっています。 (純生)


青白い月 / fra-foa

 ネット上でゴシック・メタル・ファンの数人がいい!と言っているので興味を持ちました。仙台出身の女性Voを擁する4人組の'00年リリースの2曲入りのシングルです。なるほど、確かに素晴らしいです! 以前、ゴシック・メタル・ファンにもお薦めということで、Coccoを聴いたのですが、それよりも全然いい。タイトル曲は、ゆっくり目の曲。おねいさんの静かな歌から情熱的に力強く歌う変化が素晴らしい。これが、シンプルなギターの音色と、歪ませたギター・ソロらしきもの…ではなくて、Keyでびやーっと音の厚みなんかを付けてくれれば、そのままジャパニーズ・ゴシック・メタルになりそうな感じすらする。もう1曲"Secret Garden"は英語詩の曲。"青白い月"ほどではないが、この曲もいい。やはり静かに始まって、途中でぐっと盛り上がっている曲調です。1stフルレンスもリリースされたようです。日本盤は3,000円と高いのが難ですよね; あとTVとかでも露出しているようなので、動いているところ見たいです。 (純生)


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