スウェーデンのヴァイキング・メタル・バンドの'00年リリースの3rd。聴くのは久しぶりです。1stとかその前のミニとかは大好きでした。だんだん、ワン・パターンに感じられて、心は離れてしまったのです。本作はVintersorgだけでなく、ギタリストがメンバー扱いみたいですね。ヴァイキングっぽさも、フォークのメロディとかもあまり感じられないのですが、大仰でシンフォニックで、そしてメロディが繊細なかっこいい暗黒メタルをやってます。憂いのあるVintersorgのVoはかっこいいですね。デス声も交えつつ。今の私の趣味ではないのですが、印象的な楽曲は多いし、いいアルバムだというのは充分に伝わってきます。（純生）
TASTE OF PAIN / CHURCH OF MISERY
東京のドゥーム・メタル・バンドの'98年リリースの４曲入りミニ・アルバム。先に聴いている『MASTER OF BRUTALITY』に比べると、そんなにヘヴィな音でもなく、良くも悪くもだらだらしている感じです。といっても、比べての話で、充分にヘヴィさを感じるギター・リフですけど。適度に隙間がある音がライヴの音っぽく感じるところはいいです。IRON BUTTERFLYの"In-A-Gadda-Da-Vida"のカヴァーをしてます。SLAYERもカヴァーしてますよね。こちらはストーナーっぽく？トリップしちゃかのようなアレンジなのがいいです。（純生）DIMENSIONS / FROZEN SUN
デンマークのブルータル・デス・メタル・バンドの'96年リリースのアルバム。バンド名がゴシック・メタルっぽくて買ったはずですが…。かちっとしたブルータス・デスをやられてます。テクニカルで、展開はかっこいいし、透明感ある音色のメロディアスなギター・ソロもあり。適度に疾走します。Voはディープなデス声。たまに、ラップ調？の普通声が入るのが面白いです。DEFILEDとか思い出します。個性的なところはあまりないです。でも、普通でもかっこいいから、これでいいのです。（純生）