アイルランド出身の女性Voを擁するロック・バンドの'99年リリースの4th。数曲は聴いたことあったけど、アルバムで聴くのは初めてです。バックのサウンドに時折はっとするところもあるけど、基本的には女性Voの歌唱と歌メロでもって曲が作られている感じです。元気な曲では、ちょっと鼻がつまったような特徴ある声になります…例えが悪いですが、気に入っています；
静かな曲ではロリ声っぽくなります。どの曲も非常に印象的な歌メロを持っていて、頭の中で自然とルピートしています。"Animal
Instinct"や"Promises"が特に気に入りました。"Copycat"はイントロの、…うわ！ってところだけ好きです。そこだけ異常にわくわくする；
アイルランド出身ということですが、残念ながらケルトっぽさはなし。強引につなげるとすると、CORRSのケルトない部分では共通項も見えてくるかもしれません。ただ他のアルバムの曲には、ケルトな楽曲もあるそうです。ぜひ聴いてみたいです。http://www.cranberries.ie/ （純生）
WHAT WE DID ON OUR HOLIDAYS / FAIRPORT CONVENTION
ブリティッシュ・トラッド・バンドの'69年リリースの2nd。女性VoのSandy Denny加入後の１作目です。そして、まだこの時期ではフィドルが入っていないのです。なので、踊れるような曲はありません。おとなしい？トラッドな曲ばっかりです。でも、既にベスト盤などで聴いている、代表曲っぽい曲、Sandyがしっかりと歌う曲なんかは好きです。有名なトラッド・ソング"She
Moves Through the Fair"もやってます。また"No
Man's Land"はSandyが歌ってないけど、アコーディオン入りの楽しい曲。Bob Dylanのカヴァーも１曲やってます。また終盤には、バンドの超代表曲？"Meet
on the Ledge"が収録されています。みんなで力強く歌うような曲で、数年前の来日公演、そして先日の来日公演でもアンコールでやっていました。 （純生）THE SMILE ON YOUR FACE / FRANCES BLACK
アイルランド出身の女性Voの'96年リリースの3rd。あのMary Blackの妹さん。ジャケットの笑顔がとてもすてきです。おばさんですが。アイルランド国内においては、デビュー以来常にアルバムが好セールスを記録しているそうです。基本的に歌うだけの人みたいです。楽曲はケルトっぽいのもありますが、ほとんどは普通の歌モノ曲という感じです。静かなバラード・タイプの曲が多いです。声の綺麗さはいいとは思うけど、楽曲があんまり面白くないのでだめです。ケルトが入っている曲は辛うじて悪くないかな？程度。 （純生）