ポルトガル出身の女性Voを擁するクラシカルな民族音楽をやるバンドです。来日公演も行っています。確か"O Pastor"（邦題は"海と旋律"）が代表曲で、大昔にお茶の水の巨匠（私のゴシック・メタル師匠）が作ってくれたお好みテープに入っていて、気に入ったのでした。２枚組のライヴ・アルバムなんでのも聴いていますが、先に日本盤の３曲入りシングルを紹介します。'95年リリース。このバンドが出演した映画『リスボン物語』の主題曲なのだとか。非常に優しい旋律。そこに英語ではない、これまた優しく柔らかい女性Voがのっかってきます。今で言う癒し系音楽？ でも情熱的な部分も秘めていると思う。アコーディオン奏者もメンバーにいます。http://pomnet.amie.or.jp/~enz_nab/madredeus/top.shtml （純生）
私の1997 VERSION PLUS / アイジン
中国出身の女性Voの'95年リリースの４曲入りミニ・アルバム。アイジンという漢字があるのですが、アイの字が出てきませんでした； ジンは「敬」です。この人、昔にASIA MUSIC FESTIVALというフェスティバル・ライヴに出ているのを見ています。そのフェスティバルには沖縄のISLANDにSinonが出ていたのですが。暗いフォークみたいな楽曲を淡々と歌うアイジンが印象的でしたが、ヒット曲"私の1997"だけは、のりのりな楽曲で目立っていました。1997というのは香港返還の年でしたよね。この曲のLive VersionとRemix Versionを収録。他には、日本の曲を２曲、中国語詩にして歌っています。"川は流れる"は加藤登紀子の書いた曲ですが、よく知りません。"島唄"はBOOMのヒット曲。…こうやって、日本向けに歌わされているのは何か気の毒という気がします。もちろん彼女以外のミュージシャンやスタッフは日本人なわけです。 （純生）
野生のチューリップ / 遊佐未森
'95年リリースの３曲入りシングル。タイトル曲はエレクトリックでのりのりな楽曲です。シングル向けとは思いますが、私はそんなに好きではありません。遊佐嬢の歌メロはいいですけど。"恋かしら"のAmnesia Mixはオリジナルは聴いていませんが、かなりぽこぽこぴこぴこと音をいじっている印象。どうでもいいなー。http://www.virgomusic.com/harmonicapark/index.shtml （純生）
