『SMALL IS BEAUTIFUL』アルバム以来の、未森さん久々のニューシングル。３曲入りのマキシシングルです。事前にゆったりした曲ということを聞いていて、お〜これは期待だなぁと思っていました。スタートボタンを押すと、ステキなコーラスが始まります。どことなくエンヤっぽい気もしますけど、気のせいかな。二度目の、「I'll remember〜 I'll remember〜」というメロディーと重なって流れる美しいコーラスに浸っていると、なんか、こう、広大な大地をそっと優しく包み込んでくれるようで、すごくいいです（涙）。『SMALL IS BEAUTIFUL』に入っていてもおかしくないような、ゆったりとした曲ですけど、うっすらと感じる原始的な太鼓のリズムなどから、やっぱり大地を包み込むようなものを感じました。そして、なんとなく英国やアイルランドの空気も感じます。地平線の向こうまで、すーっと広がっていくようなメロディー。 （くれ）
RISING SUN DEMO NO.1 / ORPHAN
Phil's Callの会場で売られていた３曲入りデモCDRです。都内のパブを中心に活動する４人組のケルティック・バンドです。"Rising Sun"はアイリッシュのトラッドで、フィドルが大活躍するダンス・チューンです。若者らしいエネルギッシュさが感じられていいです。"Cantiga De Falvan"は女性Vo曲。アイリッシュではなくて、ガルシアのトラッドなので、ちょっと違うわけで印象的。ライヴでやられたこともしっかり記憶に残ってます。ここの、おねいさんは力強い歌声なので、アイリッシュ・トラッドを歌うよりは、こういうスペインっぽい曲？を歌う方が似合っているかもしれませんね。もう１曲"The Sunset"は静かな曲。ゲストでホイッスルが入ってます。デモですが、サウンドとてもいいのも、いいです。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4417/ （純生）
QUEEN OF THE GYPSIES / ESMA
ジプシー・サマーのライヴ会場で配布されていた３曲入りのサンプラーです。この人もジプシー・サマーの番外編ということで、９月下旬に来日公演を行います。マケドニア出身の女性Voで…強靭なコブシを聴かせる "マケドニアの美空ひばり" ことスーパー･スター。40年の長きに渡り､旧ユーゴ〜マケドニア音楽シーンのトップを走り続けた"ジプシー音楽の生きる伝説"…だそうです。サウンドとしては、TARAF DE GAIDOUKSやKOCANI ORKESTARに比べたら、全然のどかなジプシー音楽という感じ。ま、のどかでも、民族音楽の楽器はいい感じで聞こえてきます。ま、歌曲なので、そうなのでしょう。ただ、やはり、長閑なので、ライヴは行かなくてもいいやという感じ。女性Voは「マケドニアの美空ひばり」に相応しい唱法です。コブシまわっているし、かなり、癖がありますね。 （純生）
